庭木も葉が黒々するほどに茂りきっていますが、
新梢の伸びは一段落しています。
この時期、庭木にむやみに剪定をすると、
来年の花が見られなくなるなるものがあります。
コブシや、ハクモクレン、ミズキ、レンギョウ、サンシュユなど、
早春の庭木は、来年の花芽がすっかりできています。
サクラ、ウメ、モモ、カイドウは
7月なかばから8月にかけて花芽の分化が始まります。
ついこの間花を楽しんだ庭木の花芽が、もう準備できているんですね。
花芽のつき方は大別2種類あって、
ツツジやモクレンのように枝の先端につくものと、
ウメ、モモ、ミズキ、レンギョウのように葉柄の付け根につくものがあります。
前者の庭木にこの時期剪定すると、来年花がつかないので禁物です。
しかしアジサイなどは枝の腋芽から開花枝が出ます。
こういうものは今剪定してやると、充実した花芽ができます。
庭木には、まだまだ病害虫の対策が必要な時期。
コスカシバの羽化がピークを迎えます。
これは主にサクラの樹の皮の割れ目などに卵を産み付け、
そこから大きな食害をもたらします。
かえった幼虫はそこから樹の中に入り込み、食害するのです。
入りこんだ場所から、ふんや分泌された樹脂が出ますのでこれをを取り除き、
さらにスミチオン乳剤などを注入して駆除します。
サッチューコートS剤などの溶液を枝や幹に塗布し、成虫を予防します。
針葉樹の葉を食害するモモノメイガは針葉樹の葉を食い荒らします。
これもスミチオン乳剤やディプテレックス乳剤などで退治。
ツツジを荒らすのはツツジグンパイムシ。
スミチオン乳剤はここにも有効です。
庭木の害虫だけでなく、人間も虫に刺されない様にしましょう。
暑い頃は腕を出して庭木いじりをしますが、ドクガやイラガなどに注意してください。
薬剤が体にかからないようにも気を配りたいものですね。
もちろん、庭木だけでく、人間も脱水にはくれぐれも注意しましょう。
【月々の庭木の最新記事】

